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2009年 09月 30日
えらい長いこと北海道にいましたので、
どうしてもこんなタイトル。。。 *秋鮭漁、ピークな季節 我が実家のある千歳市の千歳川インディアン水車には、 毎日何千もの鮭が遡上します。 この写真のくろくワサワサしたのが、捕獲目前のサーモンたち。 これで千匹以上。 鮭は明るいと移動しないので、陽が沈んだころ捕獲されてしまうんでしょー 多くかかるのは、夜明け前だそうです。 捕獲の目的は、人工孵化です。 千歳の繁殖事業の始まりは、意外に古く1888年、 採卵・受精された卵は、孵化及び養魚成育に役立っています。 親鮭は、「缶詰」や「とば」など加工用に 主に道南方面の加工場に運ばれるということ。 遡上した鮭は、エサをとらないので(50~60日)美味しくないの・・ 北海道では、その時期の鮭を「ほっちゃれ」と呼びます。 ↓↓ (食用は、定置網で海で捕獲します) 今年は、鮭の値段が高いです。 2度ほどイクラをつくりましたが、買うのを迷ってしまいました。 鮭を使った北海道料理で有名なのが、 「石狩鍋」やいまやすっかり有名になった漁師料理の「ちゃんちゃん焼き」。 でも、是非味わっていただきたいオススメがこの3つ。 ・飯寿司 (飯と魚・野菜・麹をつかう発酵食品) ・氷頭なます (鮭の鼻先の軟骨を薄く切って酢につける) ・ルイベ (凍らせたサケを刺身のように食べる) 鮭がいなくなる!?というニュースも聞こえてくる昨今、 大好物の魚のひとつである鮭(天然もの)が少しでも減らないように・・願うばかりです。 ------------ *まだまだ昆布漁もやっとります 高校生の時もらった「夏休みの心得」の禁止バイト事項の中に 「コンブ漁」って書いてあってビックリしたことがあったなぁ~ はははっ 天然昆布のほとんどが北海道産です。 先が大きく丸い「羅臼」、両サイドがフリフリの「利尻」。 今回の写真は、細く長ーいが特徴の「日高」ですが・・・(波高かった) 日本に生息する昆布は、40種類といわれていますが わたしたちが食しているのは5種類。 (上記以外に厚みのある「真昆布」、生産量の多い「長昆布」) 品種によって産地が違うし、水温や水質に敏感な昆布は 浜によっても品質の差が明確に出るといわれています。 なのでー、昆布には、 フランスのワイン法AOCみたいのがあるんです。 「浜格差」のほかに北海道水産物検査規格による 「道規格」といわれるランクづけが。 私は、羅臼の濃くとれる出汁が好きですが・・高いの・・ なので日常使うのは、日高です。 早煮タイプがあり、出汁をとるついでに?一緒に食べちゃいます。 利尻は香りがよく、澄んだ出汁がとれるので京都の日本料理店でよく使われるそうです。 部位によって「ミミ」「頭」「根」など種類もあるし、 品種、産地によっての折り方の違いもあります。 スーパーや専門店で見比べてみてください~ 詳しい昆布漁については、コチラを見てね!
by nonchi1116
| 2009-09-30 02:22
| 北海道
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